
ABOUT LEEDS
リーズは「北の首都」とも最近は呼ばれ、金融経済の中核をなす都市として、近年目覚しい発展を遂げている都市です。19世紀には羊毛産業が盛んで発展を遂げました。私の読んだ文献では、ドイツの文豪、ゲーテの妹が、リーズからやってきた羊毛産業を営む若者と恋に落ちたというものがあり、その人物は大変スマートであったと記されていましたが、その当時のリーズの羊毛産業の盛んさを感じさせる記述です。紋章の羊は、そうしたリーズの基盤産業に由来しています。
現代のリーズはIT、金融等の経済都市として、他の都市が産業転換できずに苦しんできた時代にあっても、うまく性格を変え発展出来た、優良都市です。 経済紙の調査によると、リーズはヨーロッパの都市で最も成長率の高い都市とされていますし、ヨーロッパの注目の都市としての賞を、近年受賞しています。
都市の性格
リーズは、ポップアートのD・ホックニ-を生み出し、彫刻家のヘンリー・ムーアー、現代美術のダミアン・ハーストが学んだ都市でもあり、北イングランドにあって、モダンカルチャーの中核を担う都市として広く知られています。中心街も掃除が行き届き、ショッピング街にも休日には、近隣から多くの人が詰め掛けます。紅茶文化のイギリスですが、以前からリーズにはカフェが街のいたるところにあり、それはモダンで刺激を求めるリーズ市民の性格を反映しているようにも感じられます。
リーズには2つの主要な大学があり多くの学生が学んでいる為、街は学園都市としての性格も兼ね備えています。実際、夏休みの時期には人口が激減するともいわれ、学生の消費する部分もリーズ経済の主要な要素に加味されているようです。若者が多い点からリーズはナイトライフも充実しており、わざわざロンドンからクラビングする為にやってくる人もいると言われてるほどです。ナイトクラブは週末になると学生を始め多くの若者で溢れかえっています。
リーズはイングランド内で、3〜4番目に大きな都市と言われていますが、町の中心から30分も車で走れば、牧草地に羊が群れて草を食んでいる光景が広がるような、ヨークシャーの田舎を十分に堪能できる場所です。ヨークシャーの本当の魅力を堪能したい方は、郊外にあるデール(国立公園)には必ず行くべきでしょう。そこには本当のヨークシャーが息づき、大自然の中に自分を置いてみることで、爽やかさを味わう事が出来るでしょう。 イギリス人はゲストがくると山歩きに連れて行くほどに本当にトレッキングが好きで、そんなイギリスの中でも主要なトレッキングスポットとしても有名です。ヨークシャー気質として、頑固で無骨、寡黙さ、一途さが挙げられますが、こんな自然環境が気質を形造ってきたのでしょう。
歴史的背景
ヨークシャーの紋章として、白いバラが使われていますが、これはヨーク家の紋章に由来するものであり、リーズ市内のいたるところで見る事が出来ます。かつてこの白薔薇を家紋とする、ヨーク家と、赤薔薇のランカスター家が争った際には、この両家の家紋から「ばら戦争」と名付けられました。ヨークシャーは白薔薇ですが、マンチェスターを中心とするランカシャーは赤薔薇で、今でも仲が良くないのでこうした歴史的背景によるものだと言われています。実際、リーズユナイテッドとマンチェスターユナイテッドの試合は「ローズ・ダービー」と呼ばれるほどで、ぺニン山で分けられたリーズ×マンチェスターは、イングランド内でも対抗意識の強い2都市であると言えるでしょう。 派手であったり、一番になったりする事は無いけれど、自分達こそが一番なんだ!という誇りあるヨークシャー気質は、昔からマンチェスター野郎を敵対視し反りが合わないようです。
リーズの観光について
リーズ内には観光ポイントが少ないのですが、リーズ近郊には、ヨーク、ハロゲート、ハワースなどの観光場所があるので、宿泊場所をリーズにとり、リーズを基点として数箇所を回るのが良い方法だと思います。リーズは、ビジネス都市ですので、他に比べて様々なタイプのホテルがありますし量も豊富です。それぞれの場所までも、鉄道で20〜30分圏内の距離です。 スコットランド観光を計画している方も、2〜3日はリーズ近郊を観光する計画を考慮してみられては如何?
観光場所
ROYAL ARMORIES
MUSEUM(ロイヤルアームリー)
古代から現代に至るまでの、兵器が集められています。昔の甲冑、剣はもちろん、中世、近世までの戦争の様子や、時代ごとに使用された兵器が再現、復元されています。現代のコーナーには銃がぎっしりと展示されているのでマニアにはたまらないかも。
王立だけあって、展示の規模は本当に見ごたえのあるものになっています。ミュージアム内には日本のコーナーもあり、日本の鎧、日本刀が展示されていますし、イベントでは流鏑馬(やぶさめ:馬に乗って的を打ち抜く競技)なども行われています。兵器にそんなに関心のない方も楽しめると思いますので、ぜひ一度。(入場無料)
Harewood House(ヘアウッドハウス)
リーズからハロゲートにへと向かう途中にある、広大な敷地を誇る大邸宅がヘアウッドハウスです。 ここの領主、ヘアウッド卿はエリザベス女王のいとこにあたるとか。 屋敷に向かう途中、車窓から石垣の壁が延々と続くのが見えますが、これがヘアウッド卿の土地の境界になっているわけです。 屋敷の入り口のゲートからも、当然屋敷は見えず、そこから奥に進んで行って、やっと屋敷に到達できます。(広すぎ) 屋敷は1759年、John
Carrがデザインしたもので、建築的にも立派なものです。 その当時流行したギリシャ・ローマの建築の強い影響を受けた、ジョージ王朝様式で立てられています。当時は、ジェントルマンの教育に不可欠とされていたグランドツアー(大陸修学旅行)によりこうした建築様式が流行することになったのですが、そうした歴史の一端も垣間見ることが出来るでしょう。 内装は、リーズ近郊のオットリー出身で、イギリス屈指の家具デザイナー、トーマス・チッピンデールのもので飾られています。
屋敷の敷地内には、パラダイスガーデン、バードガーデン、湖があり、散策に適した場所となっています。
Roundhay Park(ラウンドヘイパーク)
イギリス国内での指折りの広さを誇る公園で、シティからはバスで15分ほどの場所にあります。天気の良い日には多くの人が、日に当たったり、サッカーや様々なスポーツを楽しんでいて、イギリスのゆったりとした余暇を楽しみたい人にはお勧めの公園です。 公園内には、大きな池があり、シーズン中はボートに乗れます。 また、付属したトロピカルワールドでは、熱帯の植物、蝶を見ることができ、ローカルながら味わいのある観光場所となっています。
ALLDERS横のバス停から58番バスで15分
Kirkstall Abbey(カークストールアビィ)
かつての大きな聖堂跡がカークストールにあります。ここではかつて多くの修道僧達が生活していたそうですが、ヘンリー8世のイギリス国教会設立に伴い、この僧院は破壊され、現在にその姿をとどめています。 天井は崩れ落ち外壁を残すのみとなっていますが、かつての規模をうかがわせる大きさを今でも十分に感じることが出来るでしょう。
道路の向かいにはカフェとミュージアムがありビクトリア朝時代の町並みが再現され、当時の生活を偲ばせる多くの品物が保存されています。カフェは教会を改装したものでアフタヌーンティがお薦めです。 芝のある広い公園にもなっているので息抜きや散歩を楽しんだり、子供や犬を連れた人々が多く見受けられます。
シティセンターからバスで20分
バス番号 : 731 732 733
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